松本喬– Author –
-
「コンセント制度」を適用した初の商標登録
特許庁は、令和7年4月7日、令和6年4月に施行された「コンセント制度」を適用した初の商標登録を行いました。本制度は、先行登録商標と同一又は類似する商標であっても、権利者の承諾(コンセント)等があれば商標登録を認める制度で、すでに米国や欧州で採... -
デンマークの特許事務所(Plougmann Vingtoft)ご来訪
2025年2月28日に、デンマークの特許事務所Plougmann Vingtoftの岡山先生とMatteo先生にご来訪いただきました。欧州のプラクティスや日本のプラクティスについて、活発な意見交換ができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。この場をおかりして、お... -
AIを利用した発明の発明者認定と告知義務 (USPTO)
米国特許商標庁(USPTO)は、AIを利用した発明の発明者認定に関するガイダンスを2024年2月に公表しました。このガイダンスでは、特許出願において発明者として記載された自然人が実際に重要な貢献をしていない場合、その情報を開示する義務があるとされて... -
「微細結晶」事件(令和4年(行ケ)第10064号)
この事件では、特定の微細結晶(粒径0.5~20μm、結晶化度40%以上)の発明について進歩性が争点となりました。裁判所は、相反する技術効果(溶解性向上と安定性向上)を持つ技術を組み合わせる動機付けが当業者にはないと判断し、特許庁の進歩性認定を支持... -
米国特許商標庁(USPTO)の料金改定
米国特許商標庁は2025年1月19日より新しい料金体系を施行します。特許出願手数料や継続出願手数料が値上げされるほか、新たにIDS提出手数料が導入されます。これにより、特許取得にかかるコストが増加する見込みです。 -
生成AI関連特許の急増
世界知的所有権機関(WIPO)の報告によると、生成AI(人工知能)に関する特許出願件数が2023年までの10年間で約5万4,000件に達し、そのうち約7割(3万8,210件)が中国からの出願でした。米国(6,276件)、韓国(4,155件)、日本(3,409件)が続いています... -
2025年4月1日に特許事務所を開設します
2025年4月1日付で、「SakuraNext特許事務所」を開設致します。これもひとえに皆様方の温かいご支援とご指導の賜物と深く感謝申し上げる次第です。当事務所では、知的財産権の保護及び活用を通じて、皆様のお役に立てるように誠心誠意努力してまいる所存で...
1